航空観閲式を見学…

観閲に向かう小泉内閣総理大臣

昨日は平成17年度航空観閲式の見学に茨城県にある航空自衛隊百里基地に行ってきました。この航空観閲式というのは3年おきに実施される航空自衛隊を中心とした航空機を使用する自衛隊部隊を最高司令官である内閣総理大臣が観閲するという行事で一般には公開されていない行事です。今回は急に都合が悪くなり行くことが出来なくなった元自衛官の友人から招待券を譲っていただき見学することになりました。

主な内容は17機種47機からなる16個編隊による観閲飛行や下記の各種展示飛行やブルーインパルスによるアクロバット飛行と航空機や弾薬・ミサイルなどの地上展示です。

  • F−15J戦闘機による緊急発進
  • F−2戦闘機による機動飛行
  • F−4EJ戦闘機による対地攻撃
  • C−1輸送機及びC−130輸送機による物資の空中投下
  • U−125A救難機及びUH−60J救難ヘリコプターによる捜索救難

地上展示は通常の基地祭と同じような感じですが観閲のためにかなりの機種が展示されており新しいところでは新型のF−2戦闘機なども展示されていました。招待者しか入場できない行事のため会場内は通常の基地祭に比べると非常にすいている上に展示機にかなり近いところまで行けるので他の人が写り込まない写真が簡単に撮影できてとても良かったです。

通常の基地祭との大きな違いは内閣総理大臣が来るために非常に警備が厳しかったことです。駐車場からのシャトルバスに乗る前には荷物チェック&ボディチェックをされ見学席の前には10m間隔で警備担当の自衛官が直立不動で立哨をしていました。さらに式典の開始直前まで見学者の中をシークレットサービスの警護官が巡回しているという念の入った警備でした。ナイフなどの会場内持ち込み禁止は当然としてもペットボトルや缶・瓶・水筒など容器の種類に限らず全ての飲み物が会場内持ち込み禁止になっているのは驚きでした。(笑)